言うだけ言う「完璧主義者」。

完璧主義者と謳う彼は、集合のときは必ず1時間前に来る。相容れない僕は集合時間ぴったりに行くので、毎回彼に呆れられる。

「どうせ早く来てもすることないでしょ」

「いや、忘れ物がないかとか色々確認しないといけないんで」

完璧主義者って難しい、と個人的に思う。

「そこはだいたいでいいよ、だって○○がちょっとズレても全体は変わらないから」

「いや、気になるのでします」

完璧主義者って「我が強い」の婉曲表現なんじゃないのかな、と個人的に思う。

「今日は何を食べるの?」

「金曜日の夜はいつもカレーって決まってるんですよ」

完璧主義者ってAIみたいなものなのかね、と個人的に思う。

そんで毎度こんな感想が浮かんでくる。

「完璧主義者って言うけど、その割には……」


個人技における完璧主義者って好きだけど、組織内の完璧主義者って如何なものかしら、なんて。できる確信を以て行動に移してからでは遅い、みたいな状況って多分にあると思うのだ。チームで一つの事業や作業に取り組むとき、完璧主義者の理想は際立って煙たがられる。

言っても「完璧」というのは結果という方程式からしか求めることができない解答なので、経過の段階で「完璧」を目指すのは自分にはできない。

完璧に追いすがるがあまり低いはずのハードルすら逡巡しているようでは、この先、私不安であります。かと言って、本人の理想を否定するわけにもいかず悩ましさに頭を抱えている。

Twitterの自分のツイートの誤字とか絶対許せないタイプかもしれない。投稿するのに何度も確認しちゃう的な。でもTwitterは個人技だから別にいいのか。

意外と完璧主義者の人ってプログラミングとか向いてそうではあるよね。他にもデバッグの作業とか。

まあそれはそれとして、振り返ってみると完璧主義者の人って周囲にはあんまりいなかったな。わりとみんなざっくりしていたり、何事にもルーズだったり。完璧主義者って、こだわりが強いていうのとはまた微妙にニュアンスが違ったりする。また、丁寧というのもと違う。自分があまり良い印象を持っていないせいかしら。いずれにしても他人のあれこれについて語るのは詮のないことでございますが。


五月に関しては特筆するような内容が皆無で、強いて言えば新しいパソコンを購入したことくらいで、近頃は10万程度でAMD第三世代Ryzen 4000シリーズ・SSD512GB・メモリ8GBのノートPCも手に入る時代なんだなとちょっと感激してたりする。LenovoのノートPCって初めて使ってみたけど、タイピングが非常にしやすくて驚いている。簡易な作業程度なら事足りるし、金額もお手頃だからいそいそと大切に扱うほどでもないのが逆に良い。以前、電器店で販促のアルバイトしているときは国産のPCを薦めていたけど、今になってしまえば国産の価値って正直魅力がないどころか、金額だけが割高なだけでスペック云々では圧倒的に海外メーカーに太刀打ちできない現状がある。大手も続々とパソコン事業から撤退しているし、国産PCの復権は今後ないかもしれない。

そんで今月は新しいPCに衣替えしたことに乗じて、キーボードとマウスもロジクールに新調した。両方合わせて3万近くなり、色々使い心地を自分用にフィットさせている段階だけど、めちゃくちゃいいっていうのが素直な感想。やはり常に新しいものや技術を使っていける柔軟性を備えておくべきだな、と(ただのミーハー)。

とかなんとか。特に中身のない安い刺身みたいな文章になっちゃった。


来月はもう少し濃いものにしたい。しよう。します。