2020-01-01から1年間の記事一覧

ここもきっと「仮想」。

自粛期間が長らく続いたこともあって、今年はYouTubeを見る時間が大きく増えた年だった。 とりわけグラフィックモデルを用いて配信を行うVtuberの沼にだいぶどっぷり浸かってしまった。一年前じゃとても考えられなかったことだ。 一体なにがそこまで自分を虜…

ここもきっと「オープン」。

むしょうに湧いてきたゲームしたい気持ちは『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』にぶつけることにした。ソフトの発売は約3年前なので旬を過ぎていると言えばそうなのだけど、ずっと気になったままプレイができていなかった。ともあれゲームの評価が高いこと…

ここもきっと「思い返す」。

2020/9/29に公開されたポケモンのMVを毎日のように見ている。 ポケモンシリーズをひとつにまとめたアニメーションを背景にBUMP OF CHICKENの音楽が流れる。 3分程度の枠に納められた視覚情報の数々は自分にとってあまりに感傷的だった。切なく、美しく、一言…

ここもきっと「軌道上」。

「ほぼ1時間ちょうど山手線を一周する」という話は噂で聞いていた。 大学生のとき、新宿駅で乗車して実際にどのくらいかかるか計測してみた。確か61分だった。乗る人降りる人が大勢いる中、扉の隣の席から動かない人が一人、狭い空間は社会の縮図で、姿見み…

ここもきっと「腹の底」。

話すトピックがない。 というよりは、数ヶ月ぶりに訪れた気持ちの塞ぎ込みに溺れて思うように動かないというのが本音。 塞ぎ込んでしまうと無気力になる。 通常の生活すら前向きになれず、メロウな音楽を朝流すだけのような、そういう気分がずっと続いている…

ここもきっと「待ちわびて」。

本格的な梅雨ですね。 ようやっとコロナウイルスの感染拡大が落ち着き、人々の日常も通常へとシフトしつつある。 もちろん密を避ける行動は推奨されているものの、公共施設であったり、大衆施設も営業を再開し始めたこともあり、この数ヶ月感じていた窮屈感…

ここもきっと「備忘録」。

長編を書いている。この五月。 ゴールデンウイークの初め、全国に非常事態宣言の通達があり自粛要請・越県の制限などによって人々の生活スタイルは大きく変化した。 これを機会に、と思って長編を書きだすことになったわけだけど、自分が長編を書くときは完…

ここもきっと「希望」。

『ライ麦畑でつかまえて』を最初に読んだのは大学生のときで、主人公ホールデン・コールフィールドによる口語的な口調と、彼の世の中に対する苛立ちや苦悩が自分にフィットした結果、読後、ずいぶん長いこと自分の作品に影響を与えた一冊として胸に残り続け…

ここもきっと「つながり」。

今月の20日は春分の日で、例年よりわずかに早く桜の開花が告げられた。 その日、ツイッターで大きなムーブメントとなった「100日後に死ぬワニ」は無事に完結を迎えた。いいねの数はおよそ220万で、かつてそんな数字にはお目にかかったことがない。それだけあ…

#noveでお題 感想戦

白木蓮が咲き始めると、もう春だ、って思う。今年は例年に比して暖冬傾向で、確かに心が冷え切るような状態にはならなかった。おかげでクジラ空挺もそれなりの気圧を維持しながら完走飛行できたのかなと振り返る。 寒いとね、どうしても寂しいテイストになり…

ここもきっと「高台」。

1ヶ月が経つのが早い。おそろし。 さて。 高いところはお好きですか? 自分は好きです。 進んで高いところに行きたがるし、登りたがるし、高いところから地面を見下ろしてドキドキするのが好きです。 展望台とかたまらないよね。灯台から海を見下ろすとかさ…

ここもきっと「節目」。

なんだかんだと言われたら、今年で物書きを始めて10年が経過する。物書き自体が生活の一部と化していたから大きな実感はないけれど、費やしてきた時間だけをみると数千時間に及ぶし、文字数だけなら100万字近く紡いできた自負はある。 きっかけは高校時代、…

ここもきっと「始まり」。

あけましておめでとうございます。 今年が去年よりも良い年になりますように。 いいことばかりではないだろうけど、悪いことばかりでもないはずだろう。 去年よりも求められることは多くなるだろうけど、一つ一つこなしていけばその分成長できるはず。 それ…