2021-01-01から1年間の記事一覧

言うだけ言う「展望」。

タイミング的に言うと、今年度の資格試験を終えたばかりというところで、これ。 一ヶ月ほど試験の合格に青写真を描きながら勉強に取り組んできたというのに、今となっては試験終了から2時間足らずで解答速報をどこそこで公開されて、ものの5分足らずで天国か…

言うだけ言う「音ゲー」。

器用貧乏という言葉は自分にとってわりとしっくり来る表現だった。 子どものころからあらゆる面で中の上くらいの成果を出し続けてきたので、苦手な分野というものは正直パッと思い浮かばない。勉学にしろ、運動にしろ、交流にしろ、創作にしろ、芸術にしろ、…

言うだけ言う「忠告」。

二回目は気をつけて。二回目の方が断然きつい。二回目は覚悟したほうがいい。 って、当日まで耳に胼胝ができるくらい言われていたその正体は新型コロナウイルスのワクチン接種だった。 先月のお盆期間中に一度ワクチンを接種して、その際は注射した患部がや…

言うだけ言う「残暑見舞い」。

日がな一日耳鳴りをしそうなくらい騒がしかった蝉鳴も、気づいてみると大人しくなってきた。残暑は当分の間続きそうではあるけれど、あっという間にひんやりする秋が訪れそうな気配を感じている。 8月は結局のところ、自国開催となった東京オリンピックの話…

言うだけ言う「報告」。

鹿児島新港より乗船すること12時間。 朝五時に到着した奄美大島の港は薄暗さを湛え、温暖な環境に特有の皮膚に張り付くような湿気に満ちていた。朝日が昇るにつれ、島の要衝である名瀬港周辺の街並みにもぼんやり人の気配が漂ってきた。本島は佐渡島に次ぐ日…

言うだけ言う「忙しいふり」。

年に数回、どうしても忙しい時期というものがあって、特にこの6月は「あくせく」という言葉がぴったり似合うほどアクセル全開で毎日を過ごしていた。毎晩、次の日の用務や予定を反芻・吟味しながら眠りにつき、起きたら悠長に考える余裕もなく、波に抗い、波…

言うだけ言う「完璧主義者」。

完璧主義者と謳う彼は、集合のときは必ず1時間前に来る。相容れない僕は集合時間ぴったりに行くので、毎回彼に呆れられる。 「どうせ早く来てもすることないでしょ」 「いや、忘れ物がないかとか色々確認しないといけないんで」 完璧主義者って難しい、と個…

言うだけ言う「残滓」。

大学生のとき、研究室は大学のキャンパスとは離れたところにあった。そこに通うためには電車に乗り、その後フェリーに乗り、そこから原付で走るからだいたい1時間半の通学がデフォルトだった。今の通勤時間が約1/3程度なので、当時はよく苦労をされていたよ…

言うだけ言う「願い」。

春風が花びらを巻き上げる桜並木は新たな始まりを予感させてくれる。 三月、四月は出会いと別れの渦巻く季節ですね。 自分自身に異動の話はなかったけれど近しい人が遠く離れてしまうことがあった。その人を見送り、そして新しい人を受け入れる。まるで定点…

言うだけ言う「振り返り」。

なんとは言わんけどお祭りが終わってしまって、ちょっぴり切ない気分だ、今は。 2月は早かった。3月なんてまだまだ先だとか悠長にしている間にすぐやってきおった。2月が雑魚すぎて自分でも何をしていたか、何に努めていたかてんで思い出せやしない。成長も…

言うだけ言う「お気持ち」。

好きな人の口調って無意識のうちに移ってしまうよね、って話。イントネーションとか語尾とか、口癖とか。口が悪いとか言われがちでも好意が勝ってしまうときもあって、自分自身驚いたりもするけども。とかなんとかって別に先月やらに限ったことではなくて、…

言うだけ言う「抱負」。

今年取り上げた内容が軒並みインドア派だったこともあり、自粛期間による行動の制限が如実に表れた年だったように思う。 日々報告される感染者数であったり、医療崩壊を示唆するニュースであったりが自分たちの生活を脅かしているけれど、意外というか、なん…