ここが「始まり」ではないけれど。

 

ふと思い立ったのが、一昨日くらいで。

 

ちょうど月替わりだったこともあり、自分の冴えない性格を鑑みると月一の投稿ペースがちょうど良いだろうということで、今回は9月号扱いにして投稿してみる。

 

この半年程度、これまで素直に生きる糧としていた物書きという時間から一切合財離れた世間を過ごしていた。

それで、朝焼けと黄昏ほどの距離を置いて、星を眺めて、ようやくぼんやりと分かることもあった。けれど結局はわりかしシンプルな答えに落ち着いてしまったりして、なんだよ呆気ない、事の顛末なんて往々にしてそんなもんなんだなって、干していた洗濯物をおずおずと取り込んだ。

 

だからと言って、今回、ことさらブログなんてものを立ち上げたのは、物書きリスタート!みたいな熱血風な理由ではなくて、そう、とどのつまりはあまり意味を込めなくていい、お手軽にできるものを考えた結果だった。

とか言うくせ、始めたら始めたで確実にこだわりが出てくることも安易に想像ができるから、このブログの平衡をちゃんと維持するために、あえて「助走」という言葉を持ち出してみたい。

このブログは準備であり、練習であり、リハーサル的なものだ。やがてはそれが本当になっていけば、一番望ましい。

遠い遠い未知の目標に辿り着くため、シャツに風をまとって、砂利を蹴り上げて踏み出したつま先が、今この時間になってればいいと言い聞かせてこれを書いている。

 

さもあれ、このブログに吊り下げていこうかしている内容は、比較的どうでもよいことにしたい。呼吸を整えて勇んでするもんでもなし。またぞろ、一文一文に気を取られて、憮然と突っ立っていては時間が勿体無いのだね、私にとっては。

 

そういうわけで、今月号はここまで。